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つくり手とすまい手の気持ち

03 02, 2011
昨日は工務店事務所にて、
造付家具の寸法と、照明器具を決定する打ち合せだった。

この日の為に、夜な夜な資料をこしらえた。
IMG_3764.jpg
この構想はブログにも掲載しているが、
こんな簡単な図を考えるだけでも、結構な時間と頭を使った。
これらを作成しながら、「家をつくるって大変だな」と改めて思った。


私は、美術系の短大を卒業してから、結婚するまでの約7年間、
印刷や広告のデザインをする仕事に就いていた。
ブログが「ちょっと広告っぽくね?」と言われたり、
年賀状に毎年キャッチコピーを入れてしまうのは、
その頃の私の癖がまだ抜け切れていないせいなのかもしれない。

デザインといっても、ピンからキリまであり、
私のしていた仕事は決して「ピン」の方ではないことは確かだ。
しかし、「ものをつくるという仕事」という点で、
つくり手(とくに設計士さん)の気持ちがよくわかる。

印刷物を制作する上で、やりやすい仕事、やりにくい仕事というのがあった。
丁寧できっちりした原稿を提供してくれるお客さんは、
その人がどんな物を作りたいのかが伝わって来るので、とても作りやすい。

逆に、かなりいい加減な原稿をよこして、「あとは任せます。」
と言いつつ、こっちが練りに練って考えたものを簡単にひっくり返し、
「もうあと2案ぐらい違うの考えてよ。」と平気で言い出すお客さんもいた。
しかも、締め切り直前になって土壇場で
「やっぱり、ここ変更してよ。」を繰り返す客は、厄介極まりない。
「こっちの気も知らないで…勘弁してよ~」状態だった。

こうして、苦労して作り上げた広告や印刷物は、
一定の使用期間を過ぎれば捨てられる。
折り込みチラシなんて、一瞬でゴミになるのだ。

そう言えば昔、学生の頃の就職活動で、
ある広告会社の面接で、持って行った作品集を気に入られ、
「あなた、こんなおもしろい作品が作れるなら、
 広告をテーマとした作文を提出してください。」とおだてられ、
図に乗った私はなんと、「広告とはゴミである」
という題の作文を書いて提出してしまった。
最後に、「我々デザイナーは、大量のゴミを生み出していくのである。
という文章で締めた記憶があるのだが、
もちろん、結果は不採用だった。若気の至りだね。。。

話は逸れてしまったが、
2次元(平面)の印刷物を作るのも大変なのに、
あんな大きな立体(空間)を作る仕事なんて、私には無理だ。
時間もかかるし、一生使われるものを作るわけだから、責任も重大である。
だから、家づくりにたずさわる人々を、私は尊敬している。

規模は全く違うものだが、一応つくり手の気持ちが理解できる私は、
なるべく無茶な要求はしないでおこうというつもりではいる。
が、、、次々と生まれてくる欲望には勝てない。
もしかしたら現在の私は、
あの頃の嫌な顧客と同じような厄介っぷりを発揮しているのかもしれない。

私は、値段交渉の仕事はしたことが無いので、
値切られる気分を味わったことが無い。
だから昨日も、オバチャン根性丸出しのえげつない値切り方で、
優しい棟梁を追い詰めてしまった。(ごめんなさい)

こればっかりは、生活がかかっているから仕方無い。
そして、一生に一度の大プロジェクトだから、熱が入ってしまう。

望みは全部叶えてくれ~。いいものをなるべく安く造ってくれ~。
というわがままこそが、施主の本音なのだ。


以上、つくり手と住まい手の気持ちがわかる(つもりでいる)スプースの戯言でした。


次回はキッチンを妄想します。
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