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パートナー決定

07 17, 2010
木と土の家の良さを知れば知るほど、
K建築の姿勢にますます惚れ込んでしまった。
ところでこの会社、他社とは全く違うことが多くて驚いた。

まず、営業マンがいない。
接客は丁寧だが、基本は受け身姿勢で、セールストークが全く無い。
「ぜひ、うちで(お願いします)。」等のセリフは一切言わない。
しかし、構造や材料等の質問をすると、とても丁寧に教えてくれる。

他の工務店の人々が「家を売っている人」という印象なのに対して、
K建築の人たちは、「家を造っている人」という印象だった。

大手企業は家を売るために、営業マンを何人も雇い、
CMやカタログ、モデルハウス等、『宣伝』に莫大な費用を注ぎ込んでいる。
K建築は、家づくり以外にかかる人件費や広告費等の無駄を省き、
そのぶん質の良い材料で家を造る。
(実際、他の工務店に同じ仕様で要望を出したら、材料費と手間賃に
 莫大な費用がかかるうえに、土壁の技術が無いので不可能とのことだった。)
K建築の坪単価は、材料と手間を考えたら、決して高くはないのである。
同じく土壁の技術を持つC工務店にもプランを依頼しようか迷ったが、
夫に「本命がいるのに、二股かける気か?」と言われ、
「それもそうだな。」とやめておいた。

もう、K建築以外は考えられないと思った。
私が正直に「両親に反対されている」と告げると、
棟梁と設計士は、建設中の工事現場に両親を案内してくれた。

太くてしっかりした骨組みと、土壁を見た両親は、
「インチキをしている会社ではないことはわかったし、坪単価が高い理由もわかる。
 しかし、自然素材や無垢材の長所を生かした家を造るなら、全部ではなく
 C工務店のように適度に取り入れるのがちょうど良い。
 自然素材100%だと、どうしても短所も出てしまう。」
と言っていた。

親の意見も十分理解できるのだが、
以前より知識と自信を得た私は、もう揺らぐことはなかった。
「一緒に住むわけではないから、好きにすればいい。
 そのかわり一切援助はしないし、もう口出ししない。」
と言ってくれた。
やれやれ、ホッとした。

夫は、「まじで?!ビッグサポーターになってくれると思ったのに…」
と言っていた。やれやれ…
彼は、家づくりに関しては私に主導権を握らせてくれている。
気持ちの良い風呂と、車庫と書斎さえあれば何でも良いそうな。



ところで、私は器を集めるのが好きだ。
家を器に例えてみる。
メーカーの家が、工場で量産される食器だとしたら、
私の住みたい家は、手づくりの焼き物だ。

それは工業製品の均一な食器とは違って、扱いが面倒である。

よく見るといびつだし、割れやすくて食洗機は使えない。
最初に米のとぎ汁で煮て締めなければいけないし、
よく乾かしてからしまわないとカビが生える。
磁器ならそんな煩わしいことはなく、圧倒的に使いやすい。
デザインも実用性も兼ねた素敵な食器はたくさんあるが、
私の心にグッとくるのは、作った人のぬくもりを感じる器。

それは『製品』と、『作品』の違いである。

どちらかと言うと、格調高い有名陶芸家の作品より、
親しみやすい若手作家ものに惹かれる。
伝統的手法で作られるが、発想やデザインは新しい。
豪華な装飾や模様が施されているものより、
シンプルで素朴な、使いこむほどに味の出る器たち。

地元で採れた土を、薪窯でじっくり焼いた美濃焼のように、
地域の木材を使って、職人が丁寧に建てる家。

K建築(=亀津建築)でなければならない理由はそこにあるのだ。

こうして私たちは、巣作りのパートナーを決めたのだった。


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