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器に例える

12 11, 2010
以前、
「家を器に例えるなら、私の住みたい家は、作り手のぬくもりを感じる作品。」
と語っていたことがあるが、(→そのときの熱い想い)
漠然としていて曖昧なので、ジャンルごとに実際の器に例えてみた。



国内大手ハウスメーカーの家
↓ ↓
HMのいえ お洒落で高級感があり、一般的に人気がある。


高級輸入住宅
↓ ↓
592201_2.jpg セレブだな。


北欧モダンな家
↓ ↓
top-image_origo.jpg 旬だね。
こういうのも、ちょっぴり憧れ。


ナチュラルテイストなお家
↓ ↓
coffeemilk.jpg ほっこりかわいい。
以前、夫に「かわいい器は好きだが、家はNG。」と却下された。


寺院・神社
↓ ↓
art_image.jpg 重要文化財。
非現実的。。。


純和風住宅
↓ ↓
おりべ これぞ美濃焼。どっしりした風格あるイメージ。
一応、まだ若夫婦の(つもりでいる)私たちにとっては、ちと渋すぎるよ。


和モダンな家
↓ ↓
和モダン器 和洋折衷。
シンプルでお洒落だけど、目指したいイメージとは、ちょっと違うんだな。。。


ローコストで地震に強い
↓ ↓
4582343900125_240.jpg 手軽で丈夫。でも、一生は使えない。
こぐまちゃんは好きだよ


テント
↓ ↓
7ONHANZ0.jpg 器と言うより、便利グッズ。
このレトロなデザインもわりと好き。


古民家再生
↓ ↓
28654.jpg 蘇った器。
割れた陶器を「金継ぎ」という方法で修復されている。



そして、私たちが目指したい家。
           ↓ ↓ ↓   ↓ ↓ ↓ 
ポット 粉引
理想は、この手づくりの器たちのような、「素朴で凜とした佇まい」の家。


実は以前、私たちが「一体どんな家を建てたらいいのか」と悩んでいた頃、
ある恩人に、
「今飲んでいるこのお茶と器を、暮らしと家に例えるよ。
 君たちはどんな器でお茶を飲みたい?」

と言われて、ハッとした。

(この中では壺以外なら)どの器でもお茶を飲むことはできるし、
どれを選んだとしても、事実上お茶の味が変わるわけでもない。
(※但し、プラスチックコップで熱いお茶を飲むと、本当に不味い。)
つまり、神社やお寺、テント以外なら、どんな家でもそれなりに快適に住むことはできる。

しかし、「この器でお茶を飲むと美味しい。」「こういう器で飲みたい。」
という自己満足こそが、家づくりにおける施主のこだわりであり、
その価値観は、人それぞれ違っているからこそ、注文住宅は面白い。

この例え話による問いかけは、
私たちにとって(大袈裟かもしれないが)、巣づくりの重要な道しるべとなった。
最も覚悟が必要な木の家(ログハウス)にお住まいの恩人に、今も感謝している。



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Posted in たわごと

「国産材を使用する」ということ。 その1

12 15, 2010
以前、私は自然素材へのこだわりを語っていたが(→自然素材への想い)、
正直に打ち明けてしまうと、当初は国産材についてのこだわりは全く無かった
自然素材(無垢材)でありさえすれば、原産国が何処であろうとよかったのだ。

亀津建築が床材に使用する木材は、杉と檜、そして栗のみ。
最初は正直、「えッ?!他にもっと選べないの?!」と思ってしまった。
亀津建築のポリシーは、国産材しか使わない
それも、ほぼ地元岐阜県の木を使用するという地産地消の考え方なので、
使える木材が限られてくるのだ。


硬い広葉樹の質感が好きだった私は、針葉樹の柔らかさが無防備に思えた。
杉は、絶対すぐ傷が付くだろうな…。檜は、白っぽいからすぐ汚れそう…。
唯一広葉樹の栗は、高級木材なので値段が跳ね上がる…。

杉→wood-dream_y016.jpg  檜→img_4545.jpg  栗→untitled.jpg


私が最も好きな木材は、
ウォールナット(北米で多く産出されるクルミの木)。
img5613044、8.jpg
硬くて傷が付きにくい性質と、この濃い色が好きなのだ。
主に家具に使われる木材であるが、大手ハウスメーカーの展示場の床に、
チーク材とウォールナット材が使われているのを見て、その高級感にときめいた。

「国産材や県材じゃなくてもいいから、
 もっといろんなバリエーションの木材を選びたいな。
 パイン無垢材等をウォールナット色に塗装した床でもいい。
 つるピカ合板のフローリングでなければ、どこの国の木だっていいのに…。」
そんなことを考えていた。


ところが、図書館でふと、「表紙がかわいいな。」と手に取った本に、
こんなことが書かれていた。

天然住宅から社会を変える30の方法天然住宅から社会を変える30の方法
(2010/04)




日本は、国土の約70%を森林が占めている森林大国なのに、
森林資源(木材)の自給率は、たったの2割程度。
わが国は、こんなに豊富にある資源を、わざわざ海外から輸入している。
ハウスメーカーたちが、国産材より安い輸入材を使いたがるからだ。
安価な輸入材を接着剤で固めた建材で、次々住宅が建設されている。
日本の林業は衰退し、手入れのされなくなった山が荒れていく。

木材の大量輸入は、世界中の原生林を破壊し、
荒れた日本の山(戦後大量に杉が植えられ、現在、放置状態の人工林)は、
森の機能を失い、自然災害を引き起こす。
つまり、現代の日本の住宅産業は、
他国の森を破壊し、自国の林業を崩壊させている


この内容は、ちょっとオーバーだなと思うところもあったが、
この本以外にも何冊か、日本の森林問題について書かれていた。
知れば知るほど、国産材・地域材を使うことが、いかに大切で、良いことであるか、
そして、亀津建築のポリシーの素晴らしさを、ひしひしと感じたのだった。


食品を国産にこだわる人はかなり多くなってきているのに、
建築資材については、意外と無関心な人が多い。
そして、「小さな工務店より、名の知れた大手メーカーのほうが品質も安心でしょ。」
と思っている人も少なくない。これはまるで、
産地の知れた国産和牛ステーキを出す小さな個人料理店より、
 外国産の成型肉のステーキを、大手チェーン店で食べるほうが安心よね。

と言っているようなものではないだろうか?
※注:「全ての大手メーカーが、得体不明の成型肉を使用している」と言いたいわけではありません。


…なんちゃって、、偉そうなことを書いてしまったスプースは、
某ファミリーレストランやハンバーガーショップの得体不明の肉を抵抗なく食し、
金欠状態になると、米国・カナダ産の豚肉を平気で買ってしまう主婦である。
 

長くなったので、つづく。



この記事を書くのに、頭と勇気を振り絞りました。
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Posted in たわごと

「国産材を使用する」ということ。 その2

12 17, 2010
前回の記事で、珍しく私のブログを読んだ夫に
「最後の例え話は要らん。木を肉に例えるな。意味がわからん。」
と、ダメ出しを喰らってしまった。うーん、ガツンと来る一言だった。
もう、変な例え話はやめておこう。


ところで、地域材を使用することでもう一つ、嬉しいメリットがある。
ここ岐阜県では、構造用木材に岐阜県材を80%以上使用すると、
県から抽選100名(棟)様に20万円プレゼント。
さらに、内装も50㎡以上県材を使用すればプラス10万円。
合計30万円の助成金が貰えるそうだ。

昨年、亀津建築で建てられた施主さんの当選率は高かったそうなのだが、
今年の岐阜県全体での応募件数は多く、既に250棟を超えているらしい。
おそらく約3棟に1棟の倍率。当たるかな…
当選させて頂けるのであれば、もっともっと地域材の良さをアピールします。
(こんな煩悩の持ち主に、木の神様は振り向いてくれないだろうな…。)


先日、亀津建築で建てられた岐阜市の家の完成見学会へ行って来た。
棟梁と設計士さんが、「この方がスプースさんです。」と施主さんに紹介するので、
「あら、スプースさん。ブログ楽しく見ています。」と言われて赤面。。。
「今日は、「スプースさんのブログを見て来ました。」って方もみえましたよ。」
と聞いて、嬉しいやら恥ずかしいやら…ありがたいことです。

施主さんは、家具職人のご主人と、お料理好きな奥様の、お洒落なご夫婦。
そして、うちの息子と同じぐらいのお子さんと赤ちゃんの、4人家族。
このお家の床には杉材が使われていた。
亀津建築が標準で使用する杉の床材は、
無節で、なんと40㎜30mmの分厚い贅沢な床である。
階段の踏み心地も気持ち良かった。
「柔らかくて暖かい。杉の床、最高じゃないか。
 もう、「ウォールナットがいい」なんて言いません。」と、そう思った瞬間、
ご主人制作の造り付けの食器棚を発見!!クルミ材を使用しているとのこと。
「わぁ。いいな。」と、クギ付けになってしまった。
(※残念ながら、写真はありません。)
その下に、ガスオーブンとガス炊飯器を置く収納カウンターが入る予定らしい。
他にも、ご主人の造られたお洒落な造り付け家具たちに惚れ惚れした。
「家具にはやっぱり広葉樹だわ♪」と、再び私の欲望が…。

きっと、あのご夫婦は、これからあの家をもっと素敵に
かっこよくアレンジしながら住まわれていくのだろうな。
そして春には、吹き抜けのあるリビングの大きな窓から
桜並木を見ながら飲むコーヒーは最高に美味しいだろうな…なんて想像したりした。

我々も、「スプースさんちは、完成時がいちばん良かった。」
と言われないように住まいたいものである。



これから家づくりを考えている方へ、
ぜひ日本の木を使って、祖国の森と林業を救いましょう。
そして、地域材を使って、30万円GETしようじゃありませんか!!

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Posted in たわごと

つくり手とすまい手の気持ち

03 02, 2011
昨日は工務店事務所にて、
造付家具の寸法と、照明器具を決定する打ち合せだった。

この日の為に、夜な夜な資料をこしらえた。
IMG_3764.jpg
この構想はブログにも掲載しているが、
こんな簡単な図を考えるだけでも、結構な時間と頭を使った。
これらを作成しながら、「家をつくるって大変だな」と改めて思った。


私は、美術系の短大を卒業してから、結婚するまでの約7年間、
印刷や広告のデザインをする仕事に就いていた。
ブログが「ちょっと広告っぽくね?」と言われたり、
年賀状に毎年キャッチコピーを入れてしまうのは、
その頃の私の癖がまだ抜け切れていないせいなのかもしれない。

デザインといっても、ピンからキリまであり、
私のしていた仕事は決して「ピン」の方ではないことは確かだ。
しかし、「ものをつくるという仕事」という点で、
つくり手(とくに設計士さん)の気持ちがよくわかる。

印刷物を制作する上で、やりやすい仕事、やりにくい仕事というのがあった。
丁寧できっちりした原稿を提供してくれるお客さんは、
その人がどんな物を作りたいのかが伝わって来るので、とても作りやすい。

逆に、かなりいい加減な原稿をよこして、「あとは任せます。」
と言いつつ、こっちが練りに練って考えたものを簡単にひっくり返し、
「もうあと2案ぐらい違うの考えてよ。」と平気で言い出すお客さんもいた。
しかも、締め切り直前になって土壇場で
「やっぱり、ここ変更してよ。」を繰り返す客は、厄介極まりない。
「こっちの気も知らないで…勘弁してよ~」状態だった。

こうして、苦労して作り上げた広告や印刷物は、
一定の使用期間を過ぎれば捨てられる。
折り込みチラシなんて、一瞬でゴミになるのだ。

そう言えば昔、学生の頃の就職活動で、
ある広告会社の面接で、持って行った作品集を気に入られ、
「あなた、こんなおもしろい作品が作れるなら、
 広告をテーマとした作文を提出してください。」とおだてられ、
図に乗った私はなんと、「広告とはゴミである」
という題の作文を書いて提出してしまった。
最後に、「我々デザイナーは、大量のゴミを生み出していくのである。
という文章で締めた記憶があるのだが、
もちろん、結果は不採用だった。若気の至りだね。。。

話は逸れてしまったが、
2次元(平面)の印刷物を作るのも大変なのに、
あんな大きな立体(空間)を作る仕事なんて、私には無理だ。
時間もかかるし、一生使われるものを作るわけだから、責任も重大である。
だから、家づくりにたずさわる人々を、私は尊敬している。

規模は全く違うものだが、一応つくり手の気持ちが理解できる私は、
なるべく無茶な要求はしないでおこうというつもりではいる。
が、、、次々と生まれてくる欲望には勝てない。
もしかしたら現在の私は、
あの頃の嫌な顧客と同じような厄介っぷりを発揮しているのかもしれない。

私は、値段交渉の仕事はしたことが無いので、
値切られる気分を味わったことが無い。
だから昨日も、オバチャン根性丸出しのえげつない値切り方で、
優しい棟梁を追い詰めてしまった。(ごめんなさい)

こればっかりは、生活がかかっているから仕方無い。
そして、一生に一度の大プロジェクトだから、熱が入ってしまう。

望みは全部叶えてくれ~。いいものをなるべく安く造ってくれ~。
というわがままこそが、施主の本音なのだ。


以上、つくり手と住まい手の気持ちがわかる(つもりでいる)スプースの戯言でした。


次回はキッチンを妄想します。
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Posted in たわごと

落ち込む

03 12, 2011
今、被災して避難している人たちは、どんな状況にいるのだろう?
東北地方はここよりずっと寒い。
避難所にも行けなくて、救助を待っている人はどのぐらいいるのだろう?
私のような妊婦さんや、小さい子どももいるのかな?
私と息子がその状況だったら、きっと寒さと空腹に耐えられない…
いや、恐ろしくて想像できない。。。

ここ最近の自分の日記を読み返すと、くだらない愚痴ばかり。
サッシの色がどうとか、戸の形が気に入らないとか、
補助金の抽選に外れて悔しいとか…恥ずかしい。
もう、そんなこと本当にどうでもいい。

現在、私はあたたかい部屋にいて、
ご飯も食べられるし、あたたかいお風呂と布団に入って眠れる。
なんと幸せなことだろう。

被災した人たちも、あの瞬間の直前まではそうだったのだ。

流されていく家を見て、本当に辛くなった。
「きっとあの家に住んでいた人も、私たちと同じように夢を持って、
 一生懸命考えて建てて、わくわくしながら入居したんだろうな。」

あんな津波が来たら、どんな耐震に優れた家だって呑まれてしまうよ。
仮に、自分の家だけが流されずに残ったとしても、
自分の住んでいた町が、ご近所さんが、あんな風に消えてしまったら…
耐震だとか災害保険だとか、そんな備えがあっても
「うちは助かった~」なんて喜べないだろう。

快適さと省エネを考えて、オール電化を選択したわが家だが、
原発事故ニュースの最新情報を聞く度に、胃が痛くなる。
チェルノブイリのような大惨事にでもなってしまったら…。

「自然災害に対して、人間は無力だ。」
とよく聞くけど、確かにその通りだと思う。
人間は地球に住まわせてもらってるのであって、
その地球がちょっと運動しただけも凄い影響を受けてしまう。
これは戦争のような人災と違って、
どうしても防ぎ様の無いことだから、悲しい。

でも、原子力発電は「絶対安全」のはずじゃなかったの?
ここまで凄い地震は想定出来なかったのかな。

これ以上悪い事態にならないように祈るしかない…


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Posted in たわごと
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オール国産無垢材と土壁による
巣づくり日記。

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